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help RSS 我が家の最後の子

<<   作成日時 : 2009/02/22 00:28   >>

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真っ白い猫だった。5人兄弟の下から二番目。1番人懐こい子が、我が家に来た。

友人の家は、古くから商店街で洋品店を営んでいる。代々女性が家を継いでるようで、猫も代々飼っているらしい。ある時期、ずっと可愛がっていた子が事故で亡くなった。白い猫だそうだ。その子が亡くなって家の人たちはとても落ち込んでいた。しばらくすると、家の隣の高い塀に白い猫がやってくるようになった。家人たちはその子を見て、一目で亡くなった子の子どもだと思ったのだそうだ。

半野良のその子は女の子でとても美しかった。その家の飼い猫になるまでかなり大変だったらしいが、私が会ったときは、すっかりその家の子になっていた。

その子が子どもを生んだと聞いて、母親が落ち着いた頃仲間と見せてもらいにいった。上の2人はすでに引き取り手が決まっていると言う。

1番下の子は、生まれた子全員が真っ白なのに対し牛柄模様だった。
体が弱く、病弱なためどこにもあげずにその家で育てることにしたそうだ。

よって、必然下から二番目の子を貰うことになるのだが、
どうやら、その家の家人たちは端から私にその子をあげるつもりでいたらしい。

確かに、かわいい、欲しい、とは言ったが、自分の家人に許可をとっていなかったし、
引渡しをどうするかとか、そうゆう詳しい話もないまま別れていたので、
まさか、ある日突然、その子を連れて我が家にやってくるとは思いもしなかった。

ちょうど、友人が大学入学が決まり下宿先に引越しをする日に
ついでとばかりに、連れて来てしまったのだ。

いきなり、電話があり「今から連れて行く」の一言で電話は切られ、
あれよあれよという間に、その子は私の腕に置き去りにされてしまった。

しばし、ボー然である。
もともと、母は動物に対して大らかなので、来てしまったものは仕方ないと苦笑していたが、父はそうは行かない。
「猫は嫌いだ!」の一言である。とは言え、来てしまったものを追い出したり、虐めたりという性格でもない。なし崩しで、この子は我が家の一員となった。

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